教会学校(日曜学校・CS)のお話 〜第1アドベント〜

教会学校(CS) 幼児向け 教材

アドベント第1週 「ザカリヤへのお告げ」ルカの福音書1章5〜23、57〜66節

ザカリヤ と エリサベツ

 祭司のザカリヤとその妻エリサベツ。この夫婦は、神様を信じ、聖書の教えを守り行っていました。しかし、ザカリヤさんとエリサベツさんには赤ちゃんが生まれず、子どもがいませんでした。歳をとったおじさん、おばさんでこれからも子どもが生まれることはないかもしれないと思っていました。

”ヨハネ”の誕生を告げる御使いガブリエル

 ザカリヤさんは、祭司というお仕事をしています。みんなが神様に心を向けて礼拝できるように神殿で働いています。ザカリヤさんは、神殿の中で特別なお仕事を一人ですることになりました。神殿でお祈りをしていると、御使いのガブリエルが現れました。「あなたに男の赤ちゃんが生まれます。名前はヨハネと名づけなさい。この赤ちゃんは、大きくなったら、みんなが救い主を信じることができるように教えてくれる人になります。」とガブリエルは言いました。ザカリヤは、赤ちゃんが生まれるなんて信じられず、「もう年寄り夫婦で、ずっと赤ちゃんが生まれなかったのに、何によってそれがわかりますか?」と言ってしまったのです。ガブリエルは、「ヨハネが生まれるまで、あなたは喋れなくなります。信じなかったからです。」とザカリヤさんに印を与えました。

ヨハネが生まれるまで喋れないという印

 神殿から出てきたザカリヤさんに、みんなは何があったのか尋ねました。しかし、ザカリヤさんは話すことができません。御使いガブリエルの言った通りになりました。ザカリヤさんは、神様の約束である赤ちゃんが生まれることを信じました。

神様の約束が守られる、その名は”ヨハネ”

 神様の約束通り、ザカリヤさんとエリサベツさんの夫婦に男の赤ちゃんが産まれました。みんなは喜びましたが、名前を何にするのか話し合っていました。ザカリヤさんは喋ることができなかったので、書いて名前を付けました。その名前は御使いの言った通り”ヨハネ”でした。すると、約束が叶ったので、ザカリヤさんは喋れるようになりました。この赤ちゃんは大きくなったら、すべての人の罪を赦す救い主キリストを指し示す人となりました。

最後に

 神様の約束を素直に信じることはとても大切です。このクリスマスに、救い主イエス様がお生まれになったことも神様の約束です。この約束も信じ、自分の罪を救うためにイエス様がこの世界に来てくれたことを喜びましょう。そして、この喜びをヨハネのようにみんなに伝える人となりましょう。

タイトルとURLをコピーしました