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「敵を愛する」 マタイの福音書5章43〜48節
私たちの好き嫌い
イエス様は、「本当に愛する」ことについての教えを語られました。
皆さんが好きな愛せる人はどんな人ですか?
1、みんなのために頑張る良い人?
2、自分と仲良い人?
3、自分の悪口を言っていじめてくる人?
3の悪口を言う人が好きな人はいないかな???
どんな人が嫌いですか?
1、自分の悪口を言ってくる人
2、自分の物を勝手に無理矢理取る人
3、自分を叩いたり、蹴ったりする人
皆さんの周りにもこのように嫌なことをしてくる人がいるかもしれませんね。そうした人が皆さんの敵に思えるかもしれません。
これくらいのことでも、一緒に居たくない気持ちになったり、悲しい気持ちになったりしますね。でも、もっともっと嫌な敵と思えてしまう出来事が世界にはあるのです。
私の敵
戦争しているニュースを聞きますか??
お互いが「あっちが悪い、こっちは悪くない」と悪口を言い合い、攻撃し合い、欲しいものを奪ったりしますね。
最終的には神様が与えてくださった大事な大事な命までなくなってしまう。そんな敵のことを絶対に許せないと感じます。
しかし、イエス様は、自分の敵に対して、自分がどうするようにどう命じていますか?
1、先にやっつける
2、やられないように壁を作って自分を守る
3、相手が喜ぶことをする
自分の命を取ろうとしている敵が喜ぶようなことができますか?私たち人間には、とてもできないことだと思います。
本当の愛
それなのに、どうしてイエス様はそんなことを命じるのでしょう?
それは、天の父なる神様が自分に敵対する人にも良い人にも、同じように太陽の光を与えて照らし、雨で作物が成長できるようにしてくださっているからです。良い人と悪い人を分けたりしないで、同じように恵みを与えてくださっているのです。
十字架の救いもそうです。良い人だけを救おうとするのではなく、悪い人にも十字架の愛と救いが与えられています。それだけ心が広く完全な父なる神様がおられるのです。
私たちはその十字架の愛と救いを受けて、父なる神様の子どもとなったのです。父なる神様が完全なお方であるから、私たち神の子どもも完全を目指して、敵を愛するのです。
敵を愛するとはどんなこと?
ただ敵を愛するという言葉で片付けていては愛を実践したことにはなりません。
まず、先ほど質問した嫌いと思った人を思い浮かべましょう。
そして、その人の何が嫌なのか、なぜ敵なのか、考えてみましょう。
その嫌なことを神様は赦しています。イエス様がその敵のその罪のために死んで、罰を受けてくださいました。もちろん、あなたの罪のためにも死んで、罰を受けてくださいました。同じです。
次に、その敵の喜ぶこと、嬉しいことは何であるのか考えましょう。
自分の命を狙われている場合は、その命を差し出すわけにはいきません。その敵がそれが実現してしまうと罪とされてしまうことを叶えるわけにはいきません。
それ以外で、敵が喜ぶこと、嬉しいことを、またその敵が罪を犯すことを防ぐことをしてあげましょう。行動に移すのが難しければ、まずは祈るだけでも良いでしょう。できない私たちの弱さも神様は知って赦してくださっています。