創世記4章17〜24節
今日も一日神様のために生きることができますように。
主イエス・キリストの 2024年 1月 24日(水) 聖書箇所:創世記 4:17-24(P.11)
<霊的備え>
私はいつも 主を前にしています。主が私の右におられるので 私は揺るがされることがない。
それゆえ 私の心は喜び 私の胸は喜びにあふれます。私の身も安らかに住まいます。(詩篇16:8-9)
<理解の手引き>
ここには、カインのその後の子孫と歴史について記されています。その中でも特筆すべき人物はレメクです。レメクとは「強い者」という意味があります。
彼は、まさにその名の通り、自分の力を誇り、神なき文化の代表者のような存在です。そして、レメクの子孫はこの神なき文化を発展させていったといえます。文化そのものは決して悪ではありませんが、神を抜きにして追求され、発展していくと、その欲求自身が自己目的化し、神として崇められるようになる危険があります。
レメクは、妻たちの前で、復讐の歌を歌います。しかし、自分の手による復讐は、結局争いをもたらします。神なき文化、文明の発達には、人間の道徳性の向上につながるというよりも、むしろ人の心を神から引き離し、道徳的退廃や戦争へと、人類をひきずりこんでいく危険があります。
<考えてみよう>
(観察)レメクの子供達は、それぞれどのような者になりましたか?
天幕に住む者、家畜を飼う者の先祖
立琴と笛を巧みに奏でる者の先祖
青銅と鉄のあらゆる道具を造る物の先祖
(解釈)これらの文化が、誤った方向に向かうのは何故でしょうか?
神様を信じずに、自分の力を示すために、物事を発展させるため。
(適用)私達の職業や芸術、科学、文化などが正しく用いられるためには何が必要ですか?
神様を信じて、神様のために用いようとする心。
<心に残ったみことばや気づき>
神なき文化は、争いをもたらし、サタンの文化を作り出していく
<今日の祈り> (教えられたことを短い祈りで表す)
私たち人間は、自分の力を信じてしまい、神なき文化としてしまいます。神の力を知り、神の力を頼って、神様にささげられるものとなりますように。アーメン