創世記10章1〜32節
雪がすごい。そんな寒い中でも地震災害に遭っている人たち、戦争で苦しんでいる人たちがいる。神に愛された同じ人類同士助け合えるといいな。
主イエス・キリストの 2024年 2月 5日(月)聖書箇所:創世記10:1-32(P.23)
<霊的備え>
私は あなたが行く道で あなたを教え あなたを諭そう。あなたに目を留め助言を与えよう。
あなたがたは 分別のない馬やらばのようであってはならない。
くつわや手綱 そうした馬具で強いるのでなければ それらはあなたの近くには来ない。(詩篇 32:8-9)
<理解の手引き>
大洪水の後、ノアの息子たち、セム、ハム、ヤフェテに子供たちが誕生しました。そして、彼らから地上のすべての民族が増え広がっていったのです。10 章はその民族の広がりについて示しています。
今日も世界中に多くの人種や民族が存在し、様々な民族紛争が起こっていますが、しかしもとをたどっていけば、一組の夫婦から出ているのです。人類は最初、すべて兄弟姉妹であったのです。この諸民族の系譜はそのことを私達に示していると言えましょう。
ここで「セム、ハム、ヤフェテ」の歴史と言われていながら、セムの子孫が最後に語られているのは、セムの子孫から、主の選びの民イスラエルが出ているからです。中心的な流れを最後に持ってくるやり方は、創世記の著者の方法と言ってもよいでしょう。
<考えてみよう>
(観察)イスラエル民族は、ノアの 3 人の息子の内、誰の子孫から生まれてきましたか?
また、彼らが最初住んでいた地域を地図で確認してみましょう。
セムの子孫
(解釈)もとは同じ家系から出ていながら、何故、民族や人種間に争いがあるのでしょう?
人は、比較し、仲間作りをしやすいところがあるが、罪によってそれが歪み、敵対し合うようになってしまう。神様のいない人間関係となっているから。
(適用)民族主義が台頭している今日の時代にあって、この系譜から何を学べますか?
元は、1組の夫婦ですべての人間は兄弟姉妹であるため、民族ごとの違いや歴史も元を辿ると一つであった。
<心に残ったみことばや気づき>
世界中の人間は、1組の夫婦から始まり、今日に至っている。人類皆兄弟姉妹である。
<今日の祈り> (教えられたことを短い祈りで表す)
世界中の人たちは、兄弟姉妹であるから、互いに愛し合うべきであることがわかりました。今は国や民族同士で歪み合い、戦争をしている人々がいますが、どんなに嫌な人でも愛せますように。アーメン