「地の塩、世の光」 マタイの福音書5章13〜16節
私たちは地の塩、世の光
イエス様は、山で多くの人々に神の国のお話をしました。その続きです。
イエス様は言いました。「あなたがたは、地の塩、世の光です。」
イエス様は、どうして、私たちのことを塩や光と言ったのでしょう?
地の塩
塩とはどんなものでしょう?どんな時に使いますか?
お料理に味をつける時に使いますね。ゆで卵に塩をかけたりもします。
イエス様は、私たちがこの世界でいい味を出しているというのです。
スイカに塩をかけると、どうなるでしょう?
1、甘くなる 2、しょっぱくなる 3酸っぱくなる
塩をかけたら全部しょっぱくなるわけではないのです。その食材の味の良さを引き立たせることもあるのです。さらに、食材が腐らないようにするためにも使います。
ほかにも、氷にかけるととても冷たくなったりとたくさん役に立つものです。
世の光
光はどんな時に使いますか?
暗い時に、明るくしてくれますね。光があれば大事なものを見つけたりすることができます。
イエス様は、私たちがこの世界で輝き、照らすのだと言います。
そして、何よりも大事なのは、何を照らすのかということです。
光があると、暗いところでこっそりと悪いことをする人をも照らし、明らかにします。
悪いことを照らすだけでなく、目立たせたいものを照らすこともあります。
舞台で演技する人をスポットライトが照らして、その人がよく見えるように、みんな注目するようにできます。だからこそ、天の父なる神様に光を当てて、素晴らしさがみんなによくわかるようにします。
塩気をつけて、光を輝かせる
この世界に私たちは生きており、一人ひとりが必要な大事な存在です。
私たちが、地の塩として塩気をつけて、この世界を美味しく味付けするのです。
私たちが、世の光として光を照らして、神様の素晴らしさを伝えるのです。
今好きなことを一生懸命頑張ってみましょう。
神様を大切にして、祈ったり、聖書のお話を聞いたり、礼拝をしたりしましょう。
何が良いことなのか、何が悪いことなのか、聖書のお話をもとに考えるようにしましょう。
そして、良いことをしていきましょう。
最後に
聖書の神様を信じるクリスチャンとして、クリスチャンにしかできないことを大事にして生きていきましょう。一人で生きるのではなく、みんなと共に地の塩、世の光として協力し合っていきましょう。
「地の塩 世の光」
腐敗の地 何により 塩気を保ち 真の味を知る
十字架の血 イエスの御カラダ 清さ 地に広がる
闇の世界 何により 光を灯し 真の道を知る
御霊の火 イエスのよみがえり 希望 世にもらたす
役に立たない地のちりも 主の栄光ともにある
高くそびえる山々も 主の御わざを知る