創世記1章1〜23節
主イエス・キリストの 2024年1 月 13日 (土) 聖書箇所:創世記 1:1ー23 (P.1)
<霊的備え>
幸いなことよ 悪しき者のはかりごとに歩まず 罪人の道に立たず 嘲る者の座に着かない人。
主のおしえを喜びとし 昼も夜も そのおしえを口ずさむ人。その人は 流れのほとりに植えられた木。
時が来ると実を結び その葉は枯れず そのなすことはすべて栄える。 (詩篇1:1〜3)
<理解の手引き>
ここには天地万物の初めについての宣言があります。初めは神のほか何もありませんでし た。しかし、ここでの初めはヨハネ 1 章 1 節の「初め」とは違います。ヨハネの場合はまさ に「永遠の初め」を意味しています。しかし、この創世記では神の創造によって始められる 「時間と歴史」の初めであり、「万物」の初めを意味しています。
この世界がどのように誕生したかについては大きく二つの考え方があります。一つは進化 論の言うように、この世界は偶然に誕生したのであって、創造者など存在しないとする考え 方です。もう一つの考え方は、聖書が教えるように、この世界は創造者である神によって造 られたとする考え方です。残念ながら「世界の初め」について実験し、証明することはでき ません。私達は、この世界を注意深く観察することによってどちらの世界観に立つか選択し なければなりません。しかし、神による創造を信じる者には、確かな生きる目的と意味が与 えられているのです。我々の存在、人生は決して偶然の意味のないものではないのです。
<考えてみよう>
(観察) 神はどんな方法で、またどんな順序で世界を創造されましたか?(動詞に注目)
神は言葉によって、昼と夜、天、地と海、植物、太陽と月と星、水の中の生き物と空を飛ぶ鳥、野の獣と家畜、地のすべてをはうもの、地のすべてを支配する人という順序で創造された。
(解釈) 神は、どんな点が人間と似ており、どんな点が人間よりもすぐれていますか?
かたちが似るように造られた。
人やこの世界のすべてを造られたと言う次元で優れている。
(適用) 神による創造の事実は、あなたの人生にどんな意味を与えてくれますか?
この世界や私たち人間を造られた神様がいることにより、その神様に敬意を払い、信じて生きるという意味を与えてくれた。自分の人生が偶然ではなく、神の意図によって与えられている。
<心に残ったみことばや気づき>
「はじめに神が天と地を創造された。」(創世記1章1節)
→神がすべてのはじめで根源であること。
<今日の祈り> (教えられたことを短い祈りで表す )
この世のすべてのものを造られ、そして、それを良しとされたことをありがとうございます。私の人生も神様によって意味が与えられています。その意味を考えながら歩んでいけますように。アーメン