創世記2章4〜17節
神様と人間の関係性って不思議ですね。神様ってそんなにも人間に思い入れがあって、人間と交わりを持とうとされているのですね。なのに、人間は神様など後回しにしてしまうことが多い・・・反省
主イエス・キリストの 2024年 1月 16日(火) 聖書箇所: 創世記2:4-17(P.4)
<霊的備え>
あなたの指のわざである あなたの天 あなたが整えられた月や星を見るに
人とは何ものなのでしょう。あなたが心に留められるとは。
人の子とはいったい何ものなのでしょう。あなたが顧みてくださるとは。
あなたは 人を御使いより わずかに欠けがあるものとし
これに栄光と誉れの冠を かぶらせてくださいました。 (詩篇8:3-5)
<理解の手引き>
2章の創造の記事は、人間にスポットライトを当てて記しています。特に、ここでは神と人間とのかかわりについて記されています。
まず、人間の住む所として、エデンの園が備えられました。神はこのエデンの園で人間に労働の使命(耕す)と管理する使命(守る)を与えられました。そして、「園のどの木からでも思いのまま食べてよい」と言い、種類においても、量においても制限を設けませんでした。人間の労働に対するこの報酬は、神の恵みのプレゼントであると言えます。
しかし、神はここで、一つだけ「善悪の知識の木からは、食べてはならない」と禁止の命令を与えられました。一体神は、何故このような命令を与えられたのでしょうか。この命令は神にとって、また、人間にとってどのような意味があったのでしょうか。この命令は人間にとって守りやすい命令だったのでしょうか、それとも守りにくい命令だったのでしょうか?
<考えてみよう>
(観察)人間はどのようにして創造され、どのような環境の中に置かれましたか?
地のちりで人を形造って、その鼻にいのちの息を吹き込んで創造した。
エデンの園という食べるのに良い実、園を潤すための一つの川があるところ。
(解釈)ここで神は、何故一つだけ、禁止の命令を人間に与えられたのでしょうか?
人間の弱さを見させるため。完全に守り切ることができない。人の力でどうにもできないことがある。
(適用)このことから、神と人間の関係について、どのようなことを学ぶことができますか?
創造者と被動物の関係であり、神より劣るものとされた。
<心に残ったみことばや気づき>
ロボットのような存在ではなく、意思を持って神を愛することを求められている。神は神であり、人は神のすべての意図を知ることはできない。立場をわきまえる必要がある。
<今日の祈り> (教えられたことを短い祈りで表す)
わたしには、なぜ善悪の知識の木の実を食べてはいけないという命令をわざわざしたのかわかりませんが、神様を愛して従うことを大事にされている神様なのでしょう。あなたのなさることは全てに意味があり、大事なことであると信じます。アーメン